sevenswell

リンの思考記録、日記。PSO2のPC視点のブログ。

ログ18

エオお姉さんに遭遇した。

しばらく話したあと、研修生服を引っ張りだして、わたしに見せた。

研修生だった頃の記憶ははっきりと覚えていない。何となく必要なことを覚えて、何となく必要なことをこなして、いつの間にか終わっていた。

昔のことを思い出していると、エオお姉さんは着てみる、と問うてきた。わたしの答えを待たずにエオお姉さんはわたしにその服を着せてきた。こうなってしまうとわたしに止める術はない。

うん、似合ってる、と上機嫌そうにエオお姉さんは言った。わたしの髪と同じ色をした服だ。

ありがとう、と返すとエオお姉さんは笑いながら、記念にあげるよ、と言った。もらえない、と首を横に振るとわたしのではないから、と笑みを強くして続けた。わたしのために買ってきてくれたのだという。何のために、と問うてもニコニコと笑うだけで答えてくれなかった。人の好意を無碍にすることはないとわたしは服を受け取る。

良かった、とエオお姉さんは笑う。受け取ってくれて良かった、の他に何か意味がありそうだがわからなかった。悪いことは考えていないとは思うが。

ログ17 部屋が様変わりしていた

部屋に戻って驚いた。

何もかもが一変していたから。数秒、考えてからエオお姉さんの気まぐれだと理解した。

本当に気まぐれで動くのだから先が読めない。それでも部屋は使いやすいよう配慮がある。

各部屋がある程度、独立しているようだ。中央の部屋はバーカウンターや向き合ったソファなどから応接間なのだとわかる。右の部屋はクラシックテーマを使っていて明るい。4人座れるテーブルと椅子があるがベッドはひとつだ。おそらく私室なのだろう。よくわからないのが左の部屋だ。ゴシックテーマを使っているがほとんど調度品もなく、ベッドが2つある程度だ。

追記

部屋が広すぎると落ち着かない。

ログ15 贈り物

使っていたベルドコンベアが壊れてしまった。

仮のものだから無理もないと諦めてフィールドに降りる。特筆することもなく、

戻ってくるとベルトコンベアが増えていた。

ラッテさんからの贈り物らしい。ありがたくいただいておこう。そして、何かお礼がしたい。

部屋の中央にミニガーデンが置いてあったけど、誰も心当たりがないという。不思議なこともあるものだ。

ログ14 僕らは都市を愛していた

ペオズさんが最初に言っていた書くことは祈りだ、という言葉の由来を知った。

小説だ。本棚にそう書いてある本を見つけたのだ。表紙が硬く、ページ数の多い小説。

作中ではデジタルデータが破壊される情報震という災害が発生している。このため、デジタルデータはすべて役に立たない。記録する手段は手書きに限られ、合流するには時間と場所を決める必要がある。

主人公は二人いて一人はこの情報震について調べている人物で、この人物の語りは日記形式で行われている。日記の読み手ははもう一人の主人公だ。生き別れになった弟という設定だった。そういう状況の中、弟に読んで欲しいと思いながら書く日記はまさに祈りだ。

ペオズさんがどういう意味を込めて日記を書くよう言ったのかはわからない。今、わたしは自分に対して祈っているのだとわかる。これだけ何があっても違えない。

ログ13 本棚

本棚は本来、紙を束ねた本が置いてあるものだと知った。

紙の本が実在することも知った。今、こうやって書いている日記が紙でできている。誰かが本を作っていても何らおかしくはない。

そして、その本が今、わたしが居る部屋にあるとわかった。持ち主はペオズさんで好きに読んで良いという。

時間があるときに読んでみよう。得られるものがあるに違いない。

ログ12 2012/10/03

戦っているキンドルお姉さんの動きはとても鮮やかで、出現したそばから敵を仕留めていく。

狙いを定めて攻撃するのを無駄のなく短時間で済ませていく。 それがとても印象的だった。

尋ねると銃火器の扱いは長いから、と返事があった。7年ほど使っているらしい。熟練の技ということだ。追いつこうと思ったら遠い。けど、いつかは追いついて、一緒に戦いたい。