sevenswell

リンの思考記録、日記。PSO2のPC視点のブログ。

ログ18

エオお姉さんに遭遇した。

しばらく話したあと、研修生服を引っ張りだして、わたしに見せた。

研修生だった頃の記憶ははっきりと覚えていない。何となく必要なことを覚えて、何となく必要なことをこなして、いつの間にか終わっていた。

昔のことを思い出していると、エオお姉さんは着てみる、と問うてきた。わたしの答えを待たずにエオお姉さんはわたしにその服を着せてきた。こうなってしまうとわたしに止める術はない。

うん、似合ってる、と上機嫌そうにエオお姉さんは言った。わたしの髪と同じ色をした服だ。

ありがとう、と返すとエオお姉さんは笑いながら、記念にあげるよ、と言った。もらえない、と首を横に振るとわたしのではないから、と笑みを強くして続けた。わたしのために買ってきてくれたのだという。何のために、と問うてもニコニコと笑うだけで答えてくれなかった。人の好意を無碍にすることはないとわたしは服を受け取る。

良かった、とエオお姉さんは笑う。受け取ってくれて良かった、の他に何か意味がありそうだがわからなかった。悪いことは考えていないとは思うが。