部屋に戻って驚いた。
何もかもが一変していたから。数秒、考えてからエオお姉さんの気まぐれだと理解した。
本当に気まぐれで動くのだから先が読めない。それでも部屋は使いやすいよう配慮がある。
各部屋がある程度、独立しているようだ。中央の部屋はバーカウンターや向き合ったソファなどから応接間なのだとわかる。右の部屋はクラシックテーマを使っていて明るい。4人座れるテーブルと椅子があるがベッドはひとつだ。おそらく私室なのだろう。よくわからないのが左の部屋だ。ゴシックテーマを使っているがほとんど調度品もなく、ベッドが2つある程度だ。
追記
部屋が広すぎると落ち着かない。