sevenswell

リンの思考記録、日記。PSO2のPC視点のブログ。

ログ19

両親の記憶というものがほとんどない。

人生の3分の1は過ごしていたはずだが、記憶らしい記憶がほとんどないのだ。人間は忘れていくことで、生きていけるとも言うが、幸いなものまで忘れてしまうのは不幸だ。

こう考えていることからわかるのは、わたしにとって両親と過ごした期間は幸いだった、ということだ。

先にも書いたが記憶にはほとんどない。それでも、そう確信できるのは幸いだ。自分は不幸だと思えば不幸になる。これは極めて主観的な問題であり、他人がどう思うかは別だ。

エオお姉さんはわたしの生い立ちを知っている。が、だからといって、何かあるわけではない。気遣いは感じるが、他のメンバーとあまり変わらない接し方をしているように感じる。それもまた、わたしが幸いだと感じられる理由だ。

同情されれば、他人がどう思うかは別だ、と構えられなかったに違いない。

ただ、何か動こうと思った際に親が不在なのは都合が悪いと最近、知った。身元を保証する存在が必要なのだ。わたしがどう思っても、社会の仕組み上は身元を保証する人間が求められる。こればかりは、どうしょうもない。